Bさんの場合…
Bさんは同じ100万円の税金がかかることを知って、税金をごまかした申告書を出してしまいました。
やはり税務署が税務調査に入って100万円を納めることになりました。
嘘の申告書を出したことに対して重加算税というものが35%かかってきます。
さらに、本来納める時期から1年分の延滞税が年2.9%かかってきます。

| 1,000,000 | × | 重加算税(35%) | = | 350,000 |
| 1,000,000 | × | 延滞税(2.9%) | = | 29,000 |
| 379,000 |
結局本来の税金100万円にプラスされるペナルティーの合計は379,000円となります。
上記のように申告をきちんと期限内にしないと余計なペナルティーがかかってきます。
そして、その払ったペナルティーは経費として認められません。
さらに、2回期限内に申告書を出さなかったり、帳簿がなかったりする場合には、 青色申告が取り消されてしまいます。
例えば300万の赤字の次の年に300万の黒字になった時、青色の会社は2年間で税金ゼロですが、青色申告が取り消された会社(白色申告)は100万円の税金がかかってしまいます。
青色申告Cさん
| 1年目 | 赤字300万円 | → | 翌期へ繰越 | → | 税金0円 |
| 2年目 | 黒字300万円 | → | 前期の赤字と相殺して利益0円 | → | 税金0円 |
白色申告Dさん
| 1年目 | 赤字300万円 | → | 切り捨て | → | 税金0円 |
| 2年目 | 黒字300万円 | → | 前期の赤字と相殺できず利益300万円 (実効税率約33%とした場合) |
→ | 税金100万円 |
1年目の赤字300万円を借入して、2年目の利益で返済してしまったら、もう税金分の現金がありませんね。
延滞税が高いから早く払おうと銀行に借入を申し込んでも、 銀行はキチンと申告をして税金を期限内に納めていない会社にはお金を貸しません。
このように、最初はちょっと怠っただけのことでも、どんどん会社の経営が悪循環に陥ってしまうことがあります。
では、どうすればいいのでしょうか。
それは、会計事務所に相談するという事です。